(1)何と驚くなかれ!昨年平成28年1月から12月までの新規のJCSS(校正機関)認定企業数が0社、JNLA(試験所)認定企業数が7社という結果でした。
(2)弊社が平成27年より指導させて頂いた企業様の現地審査日が、やっと来月2月の中旬に決まりました。
Nite様に、申請書を昨年7月末に提出し、そのあと審査員の決定,質問書への回答への処置等をへて、申請書を提出してから、7ケ月目の審査です。質問書の数も少ないにも関わらず、年越しの現地審査日の決定です。
(3)先週、この指導先に社長への審査対応指導に行ってきました。100名規模の企業様で、社長さんは技術者で、70歳以上の紳士です。
やはりこの指導(朝9時30分から15時)では、大変疲れました。集中してこんな研修を受けたのは、久しぶりとのことでした。また多くの事で勉強が足らないと反省されました。私としては、今日の研修で、来月の現地審査での社長の審査対応は大丈夫であると確信しました。
でもここで一つびっくりでした。2年間ほど指導させて頂いているわけですが、社長の口からこのJCSS認定については、平成23年から実は、取り組んでいたんです というのです。
え~。私が指導させて頂き始めた、その3年前からです。
よって5年間も取り組んでいらっしゃたことになります。
指導中の2年間、社員(校正メンバー)からは、一言も聞かなかったことです。
(4)JCSS、JNLA取得のためには、具体的な計画を立て、その構築状況を毎月毎月見直し、変更計画を繰り返し繰り返し立て、かならず構築メンバー、校正センター、校正室長、試験所長など責任者に報告する必要があります。これは、弊社が今まで指導先を指導してきた経験から、このチェックをしていないと、すぐに計画が3ケ月間以上遅れます。
(5)JCSS、JNLA認定まで長期間で、マラソンみたいに忍耐のある取り組みが要求されます。
がんばってお取組み下さい。