
ISO17025認定登録は、最初が大事
自社独自でISO17025取得に取り組まれても必ずISO17025の取得はできます。
ただ認定登録を受けてからの運用スタートが大事です。
それからずっと自社でマネジメントシステムを運用していかなければなりません。
ISO17025の運用をしていく為にも基本を大事にし、ISO17025コンサルタントの活用をお勧めします。
試験所、校正機関を訪問して感じたことは、、、、
すでにISO17025を取得され、長い間、試験所の運用をされている企業様からの相談があり、 守秘義務契約をしたのち、いろいろな文書等を見せて頂きましたが え〜。
ISO 17025を取得され 毎年、審査機関の維持審査、更新審査を受けられているはずなのに!
システムが簡素化が出来ていない。継ぎ足してきたようなシステムで重たく感じる。
ISO17025取得の企業様は、試験所であろうが校正機関であろうが、 毎年毎年,人事移動があり、
今までの人が、他の部署に、そして新しい人が、他部署から入ってくる。
でもこの入ってきた人は、 試験所の仕事 のやり方が分からない。
上司に教えられるが、上司も最初はISO17025に基づく試験の やり方も分からなくて
覚えてきたものを伝授する。
言っては失礼ですが、ISO17025要求事項の基礎からどんどん外れたシステムの運用に
なっている。


スポートで後で伸びる選手になれるのはフォ-ムの基本がしっかりしている選手です。
最初にしっかりしたフォ-ムを作ることが大事で、フォームができていないと、後で
苦しみます。
これには試験所様も校正機関様も気づいていない。
ISO/IEC17025とは
この規格(JIS Q 17025:2018)は,2017 年に第 3 版として発行された ISO/IEC 17025 :2017を基に,技術的内容及び構成を変更することなく作成した日本工業規格である。
この規格は,ラボラトリの運営の信頼性を高めるという目的をもって作成された。 この規格は,ラボラトリが適格な運営を行い,かつ,妥当な結果を出す能力があることを実証できるようにするための要求事項を含んでいる。こ の規格に適合するラボラトリは,一般に JIS Q 9001 の原則にも従った運営をすることになる。 この規格は,リスク及び機会に取り組むための処置を計画し,実施することをラボラトリに要求している。リスク及び機会の双方に取り組むことによって,マネジメントシステムの有効性の向上,改善された結果の達成及び好ましくない影響の防止のための基礎が確立される。ラボラトリは,どのリスク及び機会に取り組む必要があるかを決定する責任をもつ。この規格の使用は,ラボラトリとその他の機関との間の協力を容易にし,情報及び経験の交換並びに規格及び手順の整合化を支援するであろう。ラボラトリがこの規格に適合している場合には,国家間での結果の受入れが容易になる。 「試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項 序文より」
試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項 JIS Q 17025:2018(ISO/IEC 17025:2017)
規格の目次は、下記のようになっています。
0 序文
1 適用範囲
2 引用規格
4 一般要求事項
3 用語及び定義
4.1 公平性
4.2 機密保持
5 組織構成に関する要求事項
6 資源に関する要求事項
6.1 一般
6.2 要員
6.3 施設及び環境条件
6.4 設備
6.5 計量トレーサビリティ
6.6 外部から提供される製品及びサービス
7 プロセスに関する要求事項
7.1 依頼,見積仕様書及び契約のレビュー
7.2 方法の選定,検証及び妥当性確認
7.3 サンプリング
7.4 試験・校正品目の取扱い
7.5 技術的記録
7.6 測定不確かさの評価
7.7 結果の妥当性の確保
7.8 結果の報告
7.9 苦情
7.10 不適合業務
7.11 データの管理及び情報マネジメント
8 マネジメントシステムに関する要求事項
8.1 選択肢
8.2 マネジメントシステムの文書化(選択肢 A)
8.3 マネジメントシステム文書の管理(選択肢 A)
8.4 記録の管理(選択肢 A)
8.5 リスク及び機会への取組み(選択肢 A)
8.6 改善(選択肢 A)
8.7 是正処置(選択肢 A)
8.8 内部監査(選択肢 A)
8.9 マネジメントレビュー(選択肢 A)
附属書 A(参考)計量トレーサビリティ
附属書 B(参考)
マネジメントシステムに関する選択肢
参考文献
解 説
ISO17025認定登録への企業様の動機
– 01 不祥事への対応

テレビ、新聞で社会をにぎわす大手企業の同類の試験の不祥事の対応
– 02 顧客を失う

新しくISO17025の認定登録同業者への顧客の奪われることへの対策
– 03 IATF16949の要求
外部試験所に採用されるために。
– 04 差別化
同業他社との差別化 競争の激しい今日を生き延びるために
– 05 新事業進出
新事業進出で新部門の創設 退職者の有効活用。
指導先よりこんな話をお聞きしました。 取引先よりISO1702は持っていらいしやいますか?
いや持っていません。この時にISO17025を取得しなくてはと決断されたそうです。
ISO17025を持っていないと、顧客がほかのISO17025認定登録機関に奪われてしまうと思われました。