ISO/IEC 17025 コンサルタント採用のメリット

確実にISO/IEC 17025の認定取得が可能です

弊社は、長年にわたり多数の試験所・校正機関のISO/IEC 17025認定取得支援を行っており、
豊富な実績と経験をもとに、確実な認定登録をサポートいたします。


弊社のISO/IEC 17025コンサルティング実績(一部)

1. 建設分野

対象試験:

  • コンクリート・セメント等の無機系材料強度試験
     ・コンクリートの曲げ強度試験
     ・コンクリートの圧縮強度試験

  • 骨材試験
     ・ふるい分け試験
     ・微粒分量試験
     ・粒径判定実積率試験
     ・単位容積質量および実積率試験
     ・有機不純物試験
     ・密度・吸水率試験(細骨材・粗骨材)
     ・ロサンゼルス試験機によるすりへり試験
     ・粘土塊量試験
     ・硫酸ナトリウムによる安定性試験
     ・塩化物量試験

  • その他:石炭・セメント・ガラスの化学分析試験

2. 食品分野

対象食品: 焼き菓子
試験項目: 一般生菌数・大腸菌群(定量)・黄色ブドウ球菌(定量)
(食品衛生検査指針 2018準拠)

3. 校正分野

  • 力校正: 一軸試験機(JIS B 7721による方法)

  • 長さ校正: 一次元寸法測定器(ノギス・マイクロメータ)

  • 電気校正(直流・低周波): 直流・低周波測定器ほか


ご挨拶

このページをご覧いただき、ありがとうございます。

試験所・校正機関の皆様の中には、
「これからISO/IEC 17025の新規認定を目指す」方もいれば、
「すでに認定を取得し、更新・拡大を検討されている」方もいらっしゃるでしょう。

いずれのケースでも、弊社では代表・松元が作成した下記のISO文書群をベースに、
お客様ご自身のマネジメントシステムを短期間で構築できるようご支援します。


提供ドキュメント例

文書名 ページ数
品質マニュアル 約76ページ
品質・技術管理規定 約104ページ
操作手順書(ISO/IEC 17025対応)
記録様式 約67ページ
内部監査チェックリスト 約42ページ

スケジュール管理とコンサルタントの役割

ISO/IEC 17025認定取得では、「だいたいこの時期」では成功しません。
現業と並行しながら取り組むため、担当者の多忙などでスケジュールが遅れがちになります。

弊社のISO/IEC 17025コンサルタントは、
認定登録の目標時期を見据えて進捗をチェックしながら指導・調整を行います。


認定取得までの期間(目安)

  • 指導期間: 約12か月(システム構築・文書整備・模擬運用)

  • 審査・是正処置・判定期間: 約6か月

  • 合計:約18か月で認定取得(NITEの場合)


ISO/IEC 17025認定を目指す主な理由(事例)

  1. 取引先からの要請(群馬県)
     顧客から「ISO/IEC 17025は取得していますか?」と問われ、競合他社に遅れを取らないために取得を決意。

  2. 取引条件への対応(大阪府)
     充填機メーカーより「計量の信頼性を保証できないと販売不可」と言われ、取得を決定。

  3. 組織改編に伴う独立対応(宮崎県)
     連合会脱退を機に自社での認定取得を目指す。

  4. 校正部門の再構築(熊本県)
     連結企業間の校正業務移管に伴い、校正室を改築し認定取得へ。

  5. 新部署の立ち上げ(宮崎県)
     熟練技術者を中心に校正室を新設し、ISO/IEC 17025認定を目指す。

  6. 競合対策(神奈川県・大阪府ほか)
     同業他社が次々に認定を取得し始めたため、「未取得のまま比較されたくない」として先行着手。


ISO/IEC 17025審査プロセスの流れ

① 文書審査(一次審査)

提出した品質マニュアル等がISO/IEC 17025要求事項に適合しているかを審査。
不備があれば修正・再提出。

② 現地審査(二次審査)

審査官が実際に訪問し、試験・校正の実施状況を確認。
測定機器の校正状態、作業手順の遵守、技術者の力量、不確かさの推定などを評価。
指摘事項がある場合は是正処置が求められます。


審査1日目の主な内容

  • 品質・技術管理者を中心としたシステム審査

  • 環境条件・施設・設備・試験機器の管理状況確認

  • 試験員・校正員の力量認定プロセスの確認

  • 模擬試験・不確かさ評価・内部監査・マネジメントレビュー等の確認

審査2日目の主な内容

  • 手順書に基づく試験・校正の実施確認

  • 不確かさを考慮したバジェットシートの作成

  • 試験証明書・校正証明書の作成手順と承認プロセス確認

  • 総括会議での審査官コメント・登録推奨判断


コンサルティング期間と費用

  • 指導期間: 1年間(その後、認定機関の審査を受審)

  • コンサルティング費用: 月額20万〜25万円(税込)

  • 教材費: 品質マニュアルほか関連文書一式
     (松元総合研究所販売価格:54万円・税抜)
     ※自社で既に文書をお持ちの場合は教材不要。


コンサルティング実績地域(全国対応)

弊社では、宮崎県・熊本県をはじめ、
大阪府・三重県・静岡県・神奈川県・埼玉県・群馬県・東京都など、
全国の試験所・校正機関をサポートしています。

全国どこでも対応可能です。


お問い合わせ

どんなご質問でもお気軽にお問い合わせください。
ご不明点には迅速かつ丁寧に対応いたします。


    主な認定機関について

    ■ 独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE:JCSS/JNLA)

    • 現地審査1回(1発勝負)

    • 自社構築のみの場合、非常に長期化・挫折のリスクあり

    • 審査での不適合が50~100件発生するケースもあり

    • 認定後4年ごとに更新審査

    • 主な技術的要求事項:
       ① 施設環境条件
       ② トレーサビリティ確保
       ③ 技術者の力量認定
       ④ 試験・校正方法(JIS準拠)
       ⑤ 不確かさの算出
       ⑥ 試験証明書の作成(Word・システム対応)
       ⑦ 技能試験・測定監査(4年に1回)への参加


    ■ 公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)

    内閣府所管の公益財団法人。
    適合性評価機関の認定・登録・情報公開、相互承認協定(MLA/MRA)運用、
    および国際的交流・調査研究・研修活動を実施。


    ■ ペリージョンソン レジストラー株式会社(PJR)

    1994年に米国ミシガン州で設立。
    1997年より日本支店を開設し、ISO関連の審査・登録サービスを展開。
    豊富な国際審査実績を有しています。